☆住谷佳代さんの原画 《証し》☆


住谷佳代
住谷佳代さんの原画(羊15.5×20.5)\3,800-
住谷佳代さん原画(鳥11×15)
住谷佳代さんの原画(鳥12.0×15.5)\1,800-
住谷佳代さん原画(アヒル11×15)
住谷佳代さんの原画(アヒル12.0×15.5)\1,800-

【住谷加代さんの証し】

1999年冬、私は兄と共にバプテスマを受けました。
このことは、本当に奇跡です。 
理由は・・・それまで私は無宗教でしたが、兄は約10年間 
一般にカルトと呼ばれているエホバの証人だったからです。

兄がエホバの証人になってから、私たち家族は 猛烈に反対し抗議をし、
組織の長老の家に怒鳴り込み、また旅行に行って気分転換など 思いつく限りの
抵抗をしてきました。
しかし、どんな言葉も感情も 効き目がないことが、はっきりわかりました。
また、あちこちに相談をしましたが、解決の道は与えられませんでした。
数年が過ぎたころ、神様の奇しき導きにより エホバの証人を愛し救出のため
活動されている牧師、そして聖書と出会いました。
カルト宗教が用いるマインドコントロールや洗脳について学び、元エホバの証人
だった人に話しを聞くうちに、特別な人が エホバの証人になってしまうのでは
ないことが わかりました。
また、この問題に同情し重荷を分かちあって下さる人々がいました。
そして・・・私にも、それからどんなに人にでも、マインドコントロールの
かかってしまう可能性があるとわかり、兄を、兄を勧誘した人達を、家族が
カルトに入信するという悲劇を受け入れ 許すことができるようになりました。

兄に猛反対した背景には、この家族の悲劇と不幸をなんとか消し去りたいと、
もがいていたからでしょう。この反対を止めることこそ、救出の鍵でした。
けれども、ここに至るまでがとても難しいことでした。カルトなんて、
私とは関係ないし関わりたくもないという思いがあっは、決してできないこと
でした。
しかし、神様は貧しい私の心に知恵と理解力をくださいました。

・・マタイの福音書:7章3節・・・・
あなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には
気がつかないのですか。・・・・・

99年夏、兄と共に家族でマンションにこもり 牧師との話し合いと聖書の
学びをしました。
エホバの証人は牧師を嫌うため困難があり、また 途中兄は、話し合いを
放棄したりしましたが、11日間の後、エホバの証人組織が 改竄された聖書を
用いる偽りのクリスチャンであることに気づきました。そして 脱会の決心を
しました。(感謝)
この間、非常な忍耐が必要でしたが、神様は与えてくださいました。
このことを通して、家族が一体になれました。
不幸な悲劇を神様は祝福に変えてくださり、理解する、許す、という心の
自由をもくださいました。兄の救出は私たちの救出でもあったようです。
その後、宗教問題に関わる様々の人たちと出会い、今までみえなかった事が
見えるようになり感動がたくさんありました。
悲劇に出会わないことだけが 幸せで良いことではないのだと 確信しています。
全能の神様の前で 祝福に変わらないことは何一つないと信じて・・・。

住谷加代 書 


★エホバの証人への憎しみが消えて--兄の救出と自らの救いを絵本にした住谷佳代さん
(2002年4月28日号《ヘッドライン》より)

プロフィール
出身・・・兵庫県
女子美術短期大学卒業。 
北海道のムツゴロウ動物王国で5年間勤務。
犬、猫、豚、馬(乗馬)、鳥の世話、調教等。
その後、絵描きを志し 実家の姫路に帰郷。
99年夏、約5年前より エホバの証人となっていた兄の救出の際、聖書と出会い クリスチャンになる。
同年冬、無事救出された兄と共に、西舞子バプテスト教会にて バプテストを受ける。
現在、キリスト教関連グッズ等製作。
絵本作家、又 動物保護に役立つ仕事が目標。



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